中国初の国立湿地公園オープン、杭州西渓

4月 30, 2005

(中国通信=東京)杭州30日発新華社電によると、中国初の国立湿地公園、杭州西渓国家湿地公園の開園式が同日行われた。

杭州の北西にある西渓湿地保護区は、総面積10・08平方キロで、珍しい都市の中にある次生湿地。この公園は中国で最初の、また唯一の都市湿地、文化湿地を一体にした国立湿地公園である。

湿地内には維管束植物85科182属221種、浮遊植物7門が分布し、6つの植生タイプがある。現在まで保存されている古い柿の木は1期工事内だけで、2802本に上っている。湿地内の鳥類資源も極めて豊富で、12目26科89種に上り、杭州の全鳥類総数の50%近くを占める。湿地で人と自然が調和、共生する変わった風景を作り上げている。

西渓湿地はかつて杭州でも最も美しい絵巻で、「冷、野、淡、雅」の境地と「一曲の渓流一曲の煙」という江南の水郷の風景でよく知られ、歴史上、西湖、西冷と並ぶ杭州の「三西」名勝地だった。東晋に発見され、唐・宋に発展し、明・清に栄え、過去の敷地面積は50平方キロに達していた。無数の文人墨客がここにその足跡を残している。しかし1800余年に及ぶ変遷の中で、人為的破壊を受けた。

2002年から、杭州市は40億元を投入して、西渓湿地の保護・回復をはかる計画を立てた。2003年9月、論証を繰り返した末、西渓湿地総合保護第1期工事が正式にスタートした。2007年までに計3期の保護工事が完了し、良好な生態環境が再現される見込み。

現在一般開放されているのは、同湿地公園1期工事分の約3・46平方キロ。1期工事で保存された原生態区と生態回復区は1期工事の94%を占めた。保存、回復された建築面積は、移転した住民の住宅建物面積の24%前後にすぎない。市政府責任者によると、湿地水域の景観中、精華の部分は完全に保護されているという。

杭州市は西渓湿地について保護・利用並行の考え方をとっている。一般開放では入場者数を厳格に抑え、観光客の湿地公園での活動で生じた汚染を湿地水体で自然に解消できることを重要な目安にし、1日当たり6000人前後に抑え、うち1期工事分の入場者は3000人前後に抑えている。

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